赤ちゃんの英語耳を育てるには早いうちから英語を聞かせた方が良いの?
日本でもグローバル化がどんどん進んできたこの頃。
小学校でも英語学習の開始時期が早まってきたので
早くから英語学習を始めたほうがいいのかな、なんて思われているパパ、ママも多いと思います。
私自身も自分の娘には赤ちゃんのときから英語を聞かせてきました。
親ばかになりますが、発音はいいなと思っています。
赤ちゃんのうちに英語を聞かせると英語耳ができる
なんて話を聞いたことがありませんか?
今回は赤ちゃんの聞き分ける力について説明していきます。
赤ちゃんはRとLの違いを聞き分けられる?
アメリカのワシントン大学の学習脳科学研究所によると
日本人の赤ちゃんであっても、生後6~8ヶ月の間なら65%の赤ちゃんが英語のRとLの聞き分けができるのだそう。
しかし、日本で育っている生後10ヶ月~12ヶ月の赤ちゃんだと、55%ほどしか聞き分けられなくなるんですって。
フランスでも同じような研究結果が出ています。
このことから、生後8ヶ月くらいまでの赤ちゃんならいろんな音の聞き分けができていると言えますね。
それ以降になると赤ちゃんの育つ環境によって、聞き分けられる音がどんどん限定されていってしまう、ということになります。
英語の音を身に着けさせたいということであれば、10ヶ月になる前までに何らかの英語の音を聞かせてあげたいですね。
赤ちゃんの英語耳を育てるには?
では、赤ちゃんの英語耳を育てるにはどうしたら良いのでしょうか?
よく言われるのが英語の歌や会話のCDをかけ流すといい、ということ。
日本人の子供をバイリンガルに育てた親の子育てブログなどを見ていると、英語CDのかけ流しをされた人も多いので一定の効果はあるんでしょう。
私は、ここに ”親も一緒に”
というのを付け加えたいと思います。
赤ちゃんだけにずっとCDを聞かせておくのもどうなんだろう?
赤ちゃんの時期は、親がそばにいて微笑みかけたり話しかけたりすることによって言葉の面も心の面も成長していきます。
CDを聞きながらママも歌ったり
DVDを見ながらママが英語で話しかけたり
そんなこともすごく大切じゃないかなと思うのです。
そして、ただ聞かせるだけじゃなく
絵を見せたり、触らせたりという刺激も必要です。
英語耳というとどうしても聞くことばかり考えてしまいますが
視覚、触覚などへの刺激も同時に行っていくと良いと思います。
そこにママやパパの愛情をプラスしてあげると
赤ちゃんの英語耳はどんどん育っていくんじゃないでしょうか。